ダイエット

太ると食欲が止まらない原因物質を特定。肥満への新たな治療に兆し

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太ると食欲が止まらなくなる原因酵素を特定

 

今後太っている人に多い、食欲が止まらない現象を食い止める事が出来るかもしれないという研究結果が発表されました。しかも日本の研究でです。

愛知県にある基礎生物学研究所、統合神経生物学研究部門の野田昌晴氏らの研究グループの研究によると、肥満の人は、脳の摂食中枢で「RPTPJ」と呼ばれる酵素が増え、食欲をコントロールするホルモンであるレプチンの作用を低下させることが分かりました。

つまり、肥満の人はRPTPJが増える事で食欲がコントロールしづらくなり食欲が止まらなくなるという事です。この事をマウスの実験で確認されました。

逆に言うとRPTPJを抑える事が出来れば肥満による食べ過ぎを防ぐ事が出来るかもしれないという、肥満の人には嬉しい研究結果なのです。

ではどういった研究だったのでしょうか?

食欲が止まらないのはこの酵素だった

研究グループは2015年にRPTP(受容体様タンパク質チロシン脱リン酸化酵素)と呼ばれる酵素群のうち、インスリン受容体を脱リン酸化し、その働きを抑えていることを見出した「RPTPJ」という酵素に注目しました。

RPTPJが無いマウスと正常なマウスで高脂肪食を12週にわたり与え、検証。

その結果、RPTPJがないマウスは食べる量も少なく体重も抑える事が出来たと言う事です。また全身の脂肪量が約4割少ないことも確認されました。

また、高脂肪食を2カ月間与えられたマウスはRPTPJが増加しました。

さらに高脂肪食を14週間与えられたマウスにレプチンを投与したところ、RPTPJが増加してるマウスはレプチンの抵抗性がるので食べる量も体重も減りませんでした。しかしRPTPJの無い正常なマウスはレプチンの抵抗性が生じないので、食べる量も体重も減ったと言います。

つまりどういうこと?

 

つまりRPTPJという酵素があると食欲を抑えるホルモンであるレプチンの働きを悪くするので、食欲が止まらなくなるのです。逆に言うとRPTPJがなければ、レプチンは機能し食欲も体重も抑える事が可能になるという事です。

このRPTPJの研究がさらに進めば、肥満を解消できるようになるかもしれないと言う、太った人にとっては夢のような研究結果だという事です。

またRPTPJを阻害する事は肥満だけでなく、糖尿病にも使えるかもしれないので大注目の研究なのです。

 

まとめ

今回の研究では肥満はRPTPJという酵素を増やす傾向にあることが分かり、このRPTPJという酵素は食欲をコントロールするホルモンであるレプチンの働きを悪くするので、食欲が止まらなくなるという事に陥る。

この事からRPTPJを抑えられれば太っている人の食欲を抑えられて、ダイエットになるんじゃないかということです。

またこの研究結果は糖尿病にも効果があると期待されているので今後のさらなる研究によって実現してほしい所です。

 

 

参考論文:

PTPRJ Inhibits Leptin Signaling, and Induction of PTPRJ in the Hypothalamus Is a Cause of the Development of Leptin Resistance.

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