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アトピー性皮膚炎

【医師推奨】アトピー性皮膚炎の治療に効果的な栄養とは?

アトピー性皮膚炎の治療に必要な栄養素とは?

アトピー性皮膚炎は生後4か月から小学校6年まででおおよそ1割前後の子がかかっていると言われています。

近年は大人になっても治らないケースや、大人になってから発症するというケースもあり、アトピー性皮膚炎患者が増えてきています。

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とはアレルギー反応による炎症によるもので、症状としては、皮膚が薄くなり赤くじくじくします。他にもかゆみ、水泡、晴れを伴います。

乳児の場合はかさぶたを伴う発疹が顔、頭皮、おむつでおおわれる部分、手、腕、足に広がります。年長から大人の場合は発疹は手、上腕部、ひじ内部、ひざの裏など、一か所もしくは数か所と言う限定的な場所に出ます。

かいてしまうと、さらにかゆくなり、症状を悪化させ、雑菌が入ると感染症の懸念も出てきます。

アトピー性皮膚炎で気を付けるべき食事とは?

タンパク質に気を付ける

アトピー性皮膚炎の原因の1つとして食物アレルギーがあります。

特に気を付けるべきアレルギーはタンパク質です。充分消化されずに吸収されたタンパク質がアレルゲンとしてアトピー性皮膚炎の原因になっている事は少なくないようです。

分子量の大きいプロテインはアレルゲンの原因になりやすくなります。タンパク質はペプチドまで小さい状態であればアレルギーを起こす可能性が低くなります。

乳幼児は特に注意

通常成人は未消化の場合は体内に吸収されませんが。乳幼児、特に1歳未満の腸壁がまだ薄いため、未消化でも吸収されてしまいます。そうなると食物アレルギーになる可能性が高くなります。

1歳未満の子は必要以上にタンパク質を与えず、母乳で育てるようにしましょう。乳幼児は母乳の吸収には適してるので出来れば母乳中心で育てましょう。

自己判断の除去療養は禁物

自己判断でタンパク質を減らすと必要な栄養まで不足する可能性があるので必ず医師と相談しましょう。

 

腸管内の環境を整える

腸管内の環境が乱れると免疫力が低下し、雑菌が増えたり、腸壁が損傷すると未消化タンパク質を吸収しアレルゲンとなる可能性があります。

そこで腸の吸収力を高めるために、亜鉛、ビタミンC、ビフィズス菌、ビタミンA、ビタミンB群などを摂取すると免疫力が高まり、腸の吸収も良くなります。

健全な皮膚を作る

タンパク質の未消化がアレルゲンとなるため、タンパク質の摂取を減らす除去療法をすると、抗アレルギー作用に関わるホルモンや皮膚はタンパク質からできているので、本末転倒になってしまいます。なので、低分子のタンパク質、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB群を摂るようにして抗アレルギーだけでなく、健全な皮膚をも作りましょう。

 

アトピー性皮膚炎の基本的食事方法

  1. 良く噛んで食べ、腸の働きを整える。消化吸収良くする。
  2. 緑黄色野菜の多い和食を中心にする。食物繊維を多く摂り有害物質を排出する
  3. アルコールを控える。アルコールはミネラルを排出し、皮膚代謝に必要なビタミンB6の吸収を妨げる
  4. 塩辛いもの、甘いものは避ける。過剰な塩分、糖質は副腎に負担を与え、アレルギーへの抗炎症作用が低下する
  5. 動物性脂肪、サラダ油の摂取を控える。これらの油はオメガ6が多く、アラキドン酸過剰になりやすいので摂り過ぎには注意。油じゃオメガ6:オメガ3は3:1が理想。
  6. 固形スープは避ける。鶏などの固形スープの素はアレルギー症状の原因になる事があります。
  7. マーガリン、スナック菓子、ファストフードは避ける。これらはトランス脂肪酸、オメガ6が多いため

 

アトピー性皮膚炎の治療として必要な栄養とは?

ここでは以下の医師・研究者が推奨する栄養療法が分かる書籍をご紹介します。

柏崎良子医師の栄養療法

プロテイン

アレルギー症状で消耗した副腎皮質、髄質ホルモンの生成材料となる。

目安は1日20~30g

アミノ酸

症状がひどい場合プロテインの代わりにタンパク源として摂取。アミノ酸はプロテインよりも低分子なためアレルゲンにならないからです。

目安は1日2~4g

ビタミンB群

皮膚の代謝に必要。またビオチンはアレルギーを抑える脂肪酸やプロスタグランジンの生成を促します。

目安は1日100㎎~150㎎(ビタミンB1換算)

亜鉛

皮膚の新陳代謝を助ける。

目安は1日60㎎~100㎎

ビタミンC

炎症を抑えるホルモンを生成し、炎症を招く活性酸素の除去もする。また免疫力を高める。

ビタミンA

皮膚、粘膜の生成促進、保護作用・抗酸化作用があります。

目安は1日3000~9000μgRE(3000以上は医師に相談を)

カルシウムマグネシウム

ヒスタミンの遊離を抑える。かゆみを伴う神経症状を抑える。

目安は1日500~1000㎎

ビタミンE

抗酸化作用による有害物質の解毒、過酸化脂質の抑制、ホルモン調整作用。

目安は1日270㎎

EPA

炎症を抑えるプロスタグランジンE3となる

目安は1日1200㎎

γリノレン酸

抗酸化作用、皮脂産生作用がある

コンドロイチン硫酸

皮膚に潤いと柔軟性を与える

 

 

参考書籍

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著者:柏崎良子氏とは

横浜市立大学医学部卒業後、千葉大学附属病院呼吸器内科に入局。
1987年に内科小児科マリヤ・クリニックを開業。
日本で初めて低血糖症の治療をはじめ、第一人者として活躍。
低血糖症治療の会の顧問でもあり、千葉福音キリスト協会牧師夫人でもあります。

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