お酒が強い人は遺伝子レベルで痛風リスクが2倍に。痛風と飲酒の関係が判明

お酒が強い人は遺伝子レベルで痛風リスクが2倍に。痛風と飲酒の関係が判明
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お酒に強い体質が痛風リスクを2倍に

 

防衛医科大学校と国立遺伝学研究所などの研究によると、ヒトゲノムの解析によって、お酒に強い人はALDH2に遺伝子の異変が無い事が分かったのですが、このALDH2に遺伝子異変が無い人は痛風のリスクが2倍であることが分かりました。

 

痛風とは?

痛風とは尿酸が体内にたまり、それが結晶になり関節炎などになり激しく痛みを伴う症状が出る病気です。

その原因としてプリン体があります。しかし、プリン体自体は遺伝子にも含まれますし、エネルギーの源でもあるので体に必要なものではあります。プリン体が代謝されると最終的には尿酸に変わります。通常は血中に尿酸は含まれているのですが、それが7.0mg/dlを超えると尿酸が固まり、結晶となり、関節を痛める痛風となります。

痛風は食べ過ぎ飲み過ぎなどの生活習慣が原因となる病気なので、日ごろから生活習慣を気を付ける事が痛風対策としては大切です。

現在では痛風は適切な治療を受ければ薬もあるので、早急に病院で診てもらえれば治る病気でもあります。逆に痛風を放置しておくと、高脂血症や糖尿病、高血圧症のリスクを上げる事になります。また最悪の場合、壊死する事もあるので、気になる関節痛がある場合は早急に病院で診てもらう事が一番です。

痛風と飲酒の関係

今回の防衛医科大学校と国立遺伝学研究所などの研究では、2015年2月に、ヒトゲノム全体を調べるゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、新規のものも含め、痛風リスクに関する5つの遺伝子領域を発見しました。

2つは尿酸トランスポーターである「ABCG2遺伝子」と「SLC2A9遺伝子」、もう2つは糖質代謝に関わる「GCKR遺伝子」とグルタミン酸受容体に関連する「CNIH-2遺伝子」です。

そして最後の1つは「2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)」と呼ばれる体内でアルコールを分解する酵素です。

このALDH2の504番目のアミノ酸に遺伝子変異のある人は、無い人と比べてアルコール分解が弱く、痛風になるリスクが低いことが分かりました。逆に、ALDH2に遺伝子変異がない人はお酒に強く、普通リスクが2倍あることが分かりました。

今までも飲酒が痛風のリスクがある事が分かっていましたが、これを遺伝子レベルで確認する事ができた重要な研究となりました。

 

まとめ

痛風において、お酒が強いといって沢山飲む事はリスクでしかない事が今回の研究で分かりました。お酒が強いからアルコールのリスクが少ないという事はなく、逆にリスクがあるという事を意識する事が痛風対策では大事です。

痛風は生活習慣もそうですが、体質も大きく関わっているので、お酒に強い人は、より飲酒には気を付けるべきです。痛風になったら食生活を改善しなくてはならないので、そうなる前に気を付けましょう。

 

 

 

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