オメガ3&6

欧米化した食事をやめると老化が進む?!

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大事なのは脂肪酸のバランスだった

 

様々な健康情報において動物性脂肪が悪いとか、植物性脂肪が良いとか、極端な情報が蔓延しています。

確かに部分的に考えて動物性脂肪ばかり食べたら体に悪影響です。植物性脂肪も部分的にとらえて血をサラサラにするとかメリットばかりが目立ちます。

そうなると動物性脂肪、つまり肉やバターを食べなくなったり、植物性脂肪である魚類やえごま油などを多く摂りがちになります。

実はこれが良くないのです。

海外でもこのように偏った価値観があり、2011年にはハンガリーでは砂糖が多いドリンクやポテトチップスに課税をして摂取量を制限したり、デンマークでは2011年に飽和脂肪酸が多い乳類、肉類、食用油に飽和脂肪酸が2.3%含有する場合に課税するなどして摂取量を制限しようとしました。現在では廃止されています。

このように情報の一部分の切り取りで極端に制限する傾向にあるのは日本も海外も似ていると思います。

しかし、ポイントはこうした極端な制限ではなく、体内においては脂肪酸のバランスが重要なのです。

体内での植物性脂肪と動物性脂肪のバランスとは

体内で脂肪はエネルギー源として必要なもので、脂溶性ビタミンを吸収するのにも必要となります。また、細胞膜、脳、各種ホルモンを構成する際に必要となります。体内では脂質、炭水化物、たんぱく質は3大栄養素と言われるほど、脂肪は必要なものです。

脂肪は大きく3種類に分けられそれぞれ違い働きをしています。

飽和脂肪酸

乳類、肉類に多く含まれています。エネルギー源や体を作るのに必要な脂肪です。

常温では固まりやすく、中性脂肪やコレステロールを高める作用があります。そのため摂り過ぎると肥満、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞のリスクに繋がります。

バター、ラード、ショートニング、ココナッツオイル(やし油)、パーム油、パーム核油、脂身の多い肉(ばら肉、鶏皮、牛テール、牛タンなど)、ベーコン、ソーセージ、チーズ、ココナッツミルクなどに多く含まれています。

一価不飽和脂肪酸

オリーブオイルや肉類に多く含まれています。酸化しにくい性質があり、悪玉コレステロールだけを減らす働きがあります。そのため動脈硬化防止に役立ちます。

オリーブ油、なたね油、マカダミア油、落花生油、オレイン酸高配合の食用油、マカダミアナッツなどに多く含まれています。

多価不飽和脂肪酸

植物性油や魚介類に多く含まれています。大きくn-3系脂肪酸、n-6系脂肪酸に分ける事ができます。

n-3系脂肪酸(オメガ3)は血液を固まりにくくする働きがありますが、酸化しやすい性質を持っています。

えごま油、アマニ油、なたね油、えごま、くるみ、脂の乗った魚(たとえばさば、さけ、さんま、ぶり、たちうお、うなぎ、いわし、にしんなど)などに多く含まれています。

n-6系脂肪酸(オメガ6)はコレステロール値を下げる作用があるものの、摂りすぎると善玉コレステロールを減らしてしまいます。日常生活では摂りやすい脂肪なので摂り過ぎに注意が必要です。

グレープシード油、コーン油、大豆油、綿実油、リノール酸高配合の食用油、マーガリン、マヨネーズ、くるみ、松の実、ごまなどに多く含まれています。

 

この3つの脂肪酸は予防医学では同量摂取するのが理想だとされています。なので植物性油が体に良いからといって摂り過ぎてしまうと、感染症やアレルギーのリスクを高め、ガンに対してもリスクを高めると言われています。

現代人はこの3つの脂肪酸を3:4:3で摂取していると言われ理想に近いバランスを保っています。そこに欧米食は良くないと言って、肉類を避けるとこのバランスを欠いてしまうので、極端に脂肪の制限をするのは良くありません。

脂肪はバランスを考えて摂るようにしましょう。

 

まとめ

様々な健康情報によって動物性脂肪は良くないとか、オメガ3が良いとか情報に流されて偏った脂肪の摂り方をすると逆に健子を害してしまいます。

体内では飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸のバランスはそれぞれ同量に近いのが理想です。

健康情報に惑わされずに、このバランスを意識して油を摂取するようにしましょう。

 

 

 

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