サプリ・栄養学の基礎概念

無添加でも実は添加物は入っている事実!

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今の表示規制では無添加でも無添加ではない

 

最近はどんな商品でも無添加である事をセールスポイントとして販売している商品が多くなっています。それは商品添加物が体に良くないという健康意識から無添加商品が増えていると考えられます。

しかし、無添加商品だからと言って、実は完全に無添加ではありません。

日本では以下の場合は添加物を使っても表示義務がないという場合があるので一応知識として知っておくと良いかもしれません。

加工助剤、キャリーオーバー又は栄養強化の目的で使用されるものについては、食品添加物の表示を省略することができる。
●  加工助剤
(定義)食品の加工の際に使用されるが、(1)完成前に除去されるもの、(2)その食品に通常含まれる成分に変えられ、その量を明らかに増加されるものではないもの、(3)食品に含まれる量が少なく、その成分による影響を食品に及ぼさないもの。
例  プロセスチーズ製造時に炭酸水素ナトリウム(重曹)を用いたとしても、加熱融解の工程で大部分が分解してしまい最終食品への残存はごく微量になる場合には加工助剤に該当

●  キャリーオーバー
(定義)原材料の加工の際に使用されるが、次にその原材料を用いて製造される食品には使用されず、その食品中には原材料から持ち越された添加物が効果を発揮することができる量より少ない量しか含まれていないもの。
例  せんべいの味付け用に、安息香酸(保存料)を使用したしょうゆを用いたとしても、当該添加物が最終食品であるせんべいの保存料として効果を持たない場合にはキャリーオーバーに該当

●  栄養強化
例  ビタミンA、βカロテン等のビタミン類
塩化カルシウム、乳酸鉄等のミネラル類
L-アスパラギン酸ナトリウム、L―バリン等のアミノ酸類

出典:厚生労働省

上記のような場合は添加物の表示義務はありません。

また、輸入野菜にも実は品質を保持するために防かび剤などが使われています。

防かび剤が使用されたかんきつ類やバナナなどを販売する際には、バラ売りであっても値札や品名札あるいは陳列棚などに、使用した物質名を分かりやすい方法で表示するように決められています。

しかし、イマザリル、オルトフェニルフェノール、ジフェニル、チアベンダゾール及びフルジオキソニルの防かび剤以外はばら売りであれば表示義務がありません。

まとめ

こういった事から、無添加であっても表示義務がないというパターンが存在します。現段階では健康上の問題はないのかもしれませんが、今後研究が進んだりすることで健康への懸念があるかもしれません。

それほど神経すつになる事ではないかもしれませんが、商品として流通させる上で、品質保持のためは、商品に影響が出ない程度に添加物が入っているという事です。

 

ちなみに化粧品などの無添加は、安全性のあるイメージがありますが、言い換えれば何も配合されていない商品だという事です。

つまり何が配合されていないのか分からない商品が蔓延しています。無添加というフレーズだけで売れてしまう現状がそうさせています。

本当に肌の事を考えるのであれば、何が無添加なのか、またそれが添加されていないという事がどういう事なのかを知ることが大事です。

 

 

 

 

参考文献:

厚生労働省

東京都福祉保健局

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