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ビタミンミネラルで死亡率上がる危険性が

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マルチビタミンミネラルが死亡率を上げる?

健康のためにマルチビタミンミネラルのサプリメントを毎日摂取している人は多いと思います。確かにマルチビタミンミネラルは人体に必要なビタミンとミネラルが効率よく摂取できるサプリメントではあります。

サプリメントの先進国であるアメリカでもマルチビタミンミネラルは昔から多くの人が健康のため飲んでいます。

しかし、その効果についてはどうでしょうか?本当に効率的なサプリメントなのでしょうか?そこでアメリカでマルチビタミンミネラルについて幾つかの研究があるのでご紹介します。

マルチビタミンミネラルについての研究

2011年「Annals of Internal Medicine」に掲載された研究によると、サプリメントを摂取してるグループと摂取していないグループで、その死亡率を比較検証したところ驚きの結果が出ました。
まずサプリメントを摂取したグループで、具体的にマルチビタミンは6%、ビタミンB6は10%、葉酸は15%、鉄は10%、マグネシウムは8%、亜鉛は8%、銅は45%も総死亡率が増えていた。
カルシウムに関しては、摂取していたグループが総死亡率が9%低かった。

その他のビタミンA、βカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、セレンに関しては、飲んでるグループと飲んでいないグループでは総死亡率はそれほど誤差が無い程度にほぼ同じか少し高い程度でした。

 

またアメリカのジョンズ・ホプキンス大学では心筋梗塞再発防止のためにマルチビタミンは効果があるのか検証したところ、再発防止には効果がないと言っていました。

他にも認知機能低下予防に関してもマルチビタミンは特に効果はないと言っています。

そしてマルチビタミンはミネラルに関する27の研究をメタ解析したところ、病気に対して特に効果はなく、死を遅らせるような効果もないと結論付けました。

2013年「Annals of Internal Medicine」に掲載された研究でもβカロチン、ビタミンE、およびビタミンAのサプリメント過剰に摂ると害があるかもしれないと言っています。

また他の酸化防止剤、葉酸、ビタミンB群、およびマルチビタミンとミネラルのサプリメントは死亡や慢性疾患に関わる事はないと結論付けています。

 

まとめ

マルチビタミンミネラルに関する研究は他方でされており、どれも特に健康に有効な結果はありませんでした。それどころか死亡率を上げるという結果があるほどです。

その原因は明確には分かっておりませんが、過剰摂取ということでなくても、特に有効な効果は見込めないようです。

よくベースサプリメントとしてマルチビタミンミネラルを推奨する傾向にありますが、現時点では思ったような効果は無いようです。それよりも毎回の食事を気にした方が良いのかもしれません。

 

 

 

参考文献:
Enough Is Enough: Stop Wasting Money on Vitamin and Mineral Supplements

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