老化原因物質のAGEを減らすには
老化促進の最大の原因と言われる糖化。この糖化によって作り出される「AGE」が老化を促進すると言われています。このAGEを減らすのに必要な栄養素を3つご紹介します。
AGEを減らす栄養素
ビタミンB1
AGEによる老化を防ぐにはまず糖質をきちんと代謝させる事が必要です。この糖質代謝にはビタミンB1が必須です。
ラットの実験によるとビタミンB1由来の物質「ベンフォチアミン」によってAGEが減少したと言われています。
ビタミンB6
ビタミンB6はタンパク質の代謝に必要な栄養素です。
ラットの実験によるとビタミンB6の一種である「ピリドキサミン」を糖尿病ラットに投与したところ、皮膚のコラーゲン線維のAGEが低下したと言われています。
カテキン
緑茶などに含まれるポリフェノールの一種であるカテキンもAGEを減らす効果が確認されています。またカテキンは他にも殺菌効果、コレステロール低下など様々な健康効果が期待されています。
AGEを減らす究極のドリンク「緑茶豆乳」
ビタミンB1、B6、カテキンのAGE低下効果について実験したデータがあります。当時北陸大学の竹内正義教授による実験では、人工的なAGEを3つ用意し、それぞれにビタミンB1、B6、カテキンを1つずつ入れて、3~6週間置いたあとのAGEの阻害率を調べました。
すると、カテキンとビタミンB6は90%以上、ビタミンB1では70%以上阻害したそうです。
そこで牧田善治二医学博士提唱するAGEを減らす究極のドリンク「緑茶豆乳」をご紹介します。
作り方
豆乳200mlに対して、大さじ1杯の緑茶の粉末入れる。
これだけです。緑茶の粉末は市販のでも良いですが、できれば茶葉そのものを粉末にしたものが良いです。
豆乳が苦手な人でも緑茶の粉末を入れることで飲みやすくなりますし、これだけで老化の最大の原因であるAGEを減らすことができるので大変お手頃なコスパの高い方法と言えます。