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近年高齢者の知性はアップしているが、体力が低下傾向に

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高齢者の知性向上の裏に、身体能力低下が見られる

 

豪州国際応用システム分析研究所(IIASA)からの報告によると、50歳以上の脳の働きは向上しているが、身体的健康は低下している傾向にあるという。

この研究は、2006年と2012年に、身体能力、精神的健康、認知処理能力を測定したドイツの調査データをもとに研究しました。

その結果。この6年間で50~90歳の男女の認知テストの結果が向上していました。しかし身体機能と精神的健康は低下していました。

この結果についてIIASAの研究者であるナージャ・スタイバーはこう述べています。

「これらの身体機能と認知機能の不一致は、生活の変化により説明できる。高齢者自身の通信や情報技術の利用頻度が増え、生活の中で認知機能を使う機会が増加した。さらに、人々は知的さが求められる社会で長く働いている。と同時に、身体活動量は減り、肥満者が増加している。」

 

また、イギリスでも同様の研究をし、IIASAの研究者であるヴァレリアボルドーネ氏はこう述べています。

「6年前に4-8歳若い対象者に行った時と比べ、最近の50歳以上のテストのスコアは平均して上昇していた。

このIQ試験では年齢が下がる程、成績が上がるというフリン効果が見られる。これは人口における教育レベルが上がったことに影響を受けていると考えられます。しかし、原因はそれだけでなく、2000年入ってからのITの普及によるものもあるという。」

まとめ

今回の研究では、ここ数年で高齢者の知的レベルが上がっているのは研究で判明したものの、身体的機能は低下していました。

ITの普及によって、手先を使ったり、情報収集や情報発信が手軽になり高齢者においても脳の働きに良い効果があるようです。

しかし、ただでさえ高齢になると体力が落ちるのに、以前よりも身体機能が低下しているのは問題です。高齢者の適度な運動は意識的に必要であると言えるようです。

 

 

参考文献

Population Aging at Cross-Roads: Diverging Secular Trends in Average Cognitive Functioning and Physical Health in the Older Population of Germany

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