コレステロールは本当は害がなかった

コレステロールは本当は害がなかった
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コレステロールに関する論文を再検証した

米国タフツ医療センター、タフツ大学の研究グループが国際誌アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション誌2015年8月号に、コレステロールが心臓病や血管系の病気に悪い影響を及ぼす根拠が無いと報告しました。
実際、2015年の2月にアメリカでは今までコレステロールの摂取量を1日上限300mgまでを推奨してきたが、この度撤回しました。
今回この研究チームは、今までコレステロール摂取と心臓と血管病に関する論文は様々発表されてきたが、実は対象者も方法もバラバラでした。そこで食事によるコレステロールの量と心臓と血管系の病気のリスクを調べた研究論文だけを集めて、再検証するメタ解析を実施。
国際的な論文検索データベース「メドライン(Medline)」「コクラン・セントラル」「CABアブストラクト」から、1979年から2013年12月までに発表された論文の中から関連する論文を探した所、40の論文をピックアップしました。
それによると食事から多くのコレステロールを摂ると血中の総コレステロールと、悪玉のLDLコレステロールが増加することが分かりました。と同時に善玉のHDLコレステロールも増加してることが分かりました。
しかし1日に摂るコレステロールの量が900mg以下の場合のみで、900mg以上になると、統計的な信頼性が低くなりました。
食事で取るコレステロールの量と、血中の中性脂肪の量と中性脂肪を運ぶリポタンパク質の量には関連性はないとのこと。
また、食事で摂るコレステロールの量と、心臓と血管の病気との関連性はないという事がわかりました。

コレステロールが直接悪いわけではなかった

食事によるコレステロールの摂取では「冠動脈疾患」「虚血性脳卒中」「出血性脳卒中」のリスクとは関連は無く、心血管疾患に及ぼす影響について関連付ける結論には至らなかったとのこと。

つまり今までイメージでコレステロールが悪いと思われていたようです。実際日本でも2015年版の「日本人の食事摂取基準」においてコレステロールの摂取上限が撤廃されました。

例えば今まで卵はコレステロールが高いからダメ!というのは今後はもう無いということです。

あくまでコレステロールという点で上限が無くなったのであって、なんでも沢山食べても平気という意味ではありません。気をつけましょう。

 

 

 

参考文献

Dietary cholesterol and cardiovascular disease: a systematic review and meta-analysis.

 

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